Gentec-EO New Line Up 積分球ISシリーズ オプトテック株式会社からのお知らせを掲載しております。情報は随時更新中です

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Gentec-EO New Line Up 積分球ISシリーズ

Gentec-EO社は、積分球ISシリーズの高速レーザーパワーディテクタヘッドのラインナップに、1kWまでの測定が可能なIS50A-1KW-RSI-INT-D0という新モデルを追加しました。

最大の特徴は、立ち上がり時間がわずか0.2秒で、他のハイパワーディテクタに比べて非常に高速で高精度の測定ができることです。IS50A-1KW-RSIは、最大1000Wの連続出力を測定することができ、50mmの開口部を備えているため、大型で強力なレーザービームにも対応しています。また、わずか0.01mWという驚異的な低ノイズを実現しています。このパワーディテクタは、コリメートされたビームに最適ですが、発散角20°(フルアングル)までは動作します。INTEGRA USBまたはRS-232コネクタにてコンピュータに接続し、無料の専用ソフトウェアPC-Gentec-EOをご使用頂き、簡単に測定を開始することができます。

なぜレーザーパワー測定に積分球を使用するのでしょうか?

積分球検出器を使用してレーザーパワーを測定することにはいくつかの利点があります。

パフォーマンス

まず、高出力レーザーの立ち上がりを追うことができます。積分球技術を使用した高出力レーザーのディテクタは、以下のグラフのように、レーザー出力を非常に高速で測定可能です

積分球タイプレーザーパワーディテクタは、高速応答、高感度、優れた空間的均一性など、性能面で多くの利点があります。

コストパフォーマンスの高さ

ダイナミック・スペクトラル・レンジが非常に広いため、同じディテクタを複数のレーザー・システムの測定に使用することができます。実際、積分球タイプレーザーパワーディテクタは、校正されたスペクトル範囲全体に於いて、NISTトレーサブルな校正を行っており、この校正は、低出力から最大出力まで(数十mWから1000Wまで)有効です。この結果、多くのレーザーを測定するお客様にとって、大幅なコスト削減につながります。また、Gentec-EO社のINTEGRA技術が組み込まれているため、測定値を読み取るための専用の表示器を購入する必要もありません。検出器をコンピュータに接続するだけです。

安全性の向上

作業環境の安全性を特に重視する場合は、サーモパイルタイプレーザーパワーディテクタの代わりに積分球タイプレーザーパワーディテクタを使用すると、後方反射がはるかに弱いため、さらに安全性が高まります。

積分球ISシリーズディテクタ

IS12L-9S-RSI-INT-D0 (Gentec-EOウェブサイトへ)

IS50A-1KW-RSI-INT-D0 (Gentec-EOウェブサイトへ)

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